僕のカメラ遍歴 〜第二章〜 前編
前回までのあらすじ。
学生時代に空の写真などをスマートフォンで撮ることにハマっていたriku青年は、ある日思い切って一眼レフカメラを購入。カメラで写真を撮ることに楽しさを覚えていた青年はある日、撒き餌レンズを手にすることにより深い沼へと引きずりこまれてしまった。沼へとどんどん沈んでいくriku青年は、新しいカメラへと手を出そうとしていた…
詳しい詳細は前回の記事へどうぞ
カメラで写真を撮ることにすっかりハマりこんでしまった僕。ある日、僕は重大なミスを犯してしまいました。
日頃愛用しているカメラを清掃中の出来事でした。最近写真に黒い影がうっすら映ることが気になっていました。レンズをボディから外してみると、たしかにセンサーには埃が付着していました。無知な僕はそのときこう考えました。
せや、ブロアで吹き飛ばしたろ。
ブロアでその埃を飛ばそうと考えたのです。右手に持ったブロアはどんどんカメラのセンサーへ近づいていきます。射程範囲に入ったブロア、そして勢いよく風を吹き付け埃を駆逐しようとしたそのとき
コツンッ
明らかに右手のブロアの先端が何かに当たったような感触がありました。恐る恐るカメラのボディへと目をやると。センサーには大きなキズ。
あ、、、。
しばらく言葉が出ませんでした。レンズを再び装着し、一応試し撮り。大きな影が写りました。終了。。。。
僕はすぐに某カメラ屋に持ち込み修理を依頼しにいきました。
某カメラ屋の店員さん「最悪数週間かかりますね〜、修理費もウン万くらいで〜」
この言葉に絶望しました。数週間カメラを触れない日が続くのかと。写真が撮れない日が続くのかと。この時すっかり沼にハマり、常に仕事辞めたいモードの僕は休日に写真を撮ることでしか生きる楽しみは見出せない状況でした。
数週間写真が撮れない日々…つまりそれは死をも意味するような出来事でした。それでも、修理に出さないことにはちゃんと写真は撮れないので、やむなく修理に出すことに。
それから数日間、頭の中は考え事でいっぱいでした。次に写真が撮れるのはいつなんだろう。休みの日は何をしたらいいんだ。無限に膨らんでゆく不安。そんな僕は何気なくスマホで某通販サイトを見ていました。上下に並ぶ商品の羅列をスクロール。その時僕はあることに気づきます。
あ、新しいカメラ、買えばいいんだ。
僕はすぐに一眼レフを検索ワードに検索を始めます。そうして僕は見つけてしまいました。「最軽量フルサイズ一眼レフ」という最高の単語を。
その頃写真の撮り方もある程度分かってきていた僕はフルサイズにも興味を持ち始めていました。そんな中、その単語を見つけた僕はすかさずその商品ページをタップ。
「最軽量フルサイズだと?フルサイズというくらいだから高いんだろうな、値段見てみよう。13万円。なんだ、意外と安いじゃないか。冬のボーナスも近いし、よし。買おう。」
ほぼ即決でした。修理に出して数日後の出来事でした。そうして注文からまた数日後、そいつは僕の家へとやってきます。
価格:117,700円 |
カメラを始めて1年半。僕は禁断のフルサイズ一眼を手にしました。最初にそいつを持った感想。最軽量フルサイズとはいえ、流石に最軽量APS-Cよりは重いよな。だけど、これならもっと良い写真が撮れそう。
それから修理に出していたEOS Kiss X7も無事退院。修理費も当たり前に支払い、僕はカメラ二台体制になり更にカメラ沼に沈んでいきました。
続く
予想以上に6Dとの出会いが長くなってしまったので今日はここまで。
次回 僕のカメラ遍歴 〜第二章〜 後編。
お楽しみに。